時折お客さんの何気ない一言にハッとする時がある。

思うに曲の世界を理解するに必要なのは心の純真さというか、
出来る限り先入観を取り払ってありのままを受け止める、
そんな心の持ちかたなんじゃないだろうか。

と、たまに考えたりする。

自分は大丈夫だろうか？

「永遠」を結婚式で使いましたと最近よく言われます。
とても嬉しいです。

この曲はなんで作ったんだっけ。

はじめは、、未だに未完成のサビだけが出来上がっている曲があるんだけど、
それに合うAメロを何パターンも書き直したのちに、
「んーーー！もうだめだ！今の俺(技術)では書けないー！」
と諦めて、気晴らしのつもりで作り始めたのでした。
その完成できなかったAメロのパターンをそのまま使い、テンポを上げて、
“よーし！KANさんっぽいメロディーを書いてみるぞ！”
そんな安易な気持ちで(笑)

この曲の歌詞の様にひとに愛されたらとても素敵だなと思うんです。
昔から大好きな曲。
曲調もメロディーもこの曲がモチーフというわけではないけど、
この世界観を自分の生活に寄せて歌詞を書きました。
だから「永遠」というワードはどうしても使いたかった。
そしたらサビの「永遠なんていらない」という一節が一番最初に出てきて、
そこから広げていったわけです。
よく聞かれますが、実体験ではありません(笑)
でも歌詞の中に出てくる主人公の感情は実体験に基づいているのでしょうね。

最近改めて思うんですけど、歌詞はやっぱり大事ですよね。
勿論一番最初に響くのはメロディーやアレンジ。
でも長く愛せる一曲になるかどうかを左右するのは歌詞なんじゃないかなって。
まあ色んな考え方があるし、音楽の捉え方も色々ですけど、
自分と音楽の接し方でいうと、こんな風に思います。
素晴らしい歌詞はじわじわ響いてくる。
初めて聞いた瞬間も響くんだけど、本領発揮されるのは何年後か。
歳を重ね、経験を重ねて、ある時歌詞の世界に近づいて、
（あ、このことか）
と後に本当の理解ができる。そういう歌詞こそが優れた歌詞だと思います。

私もこの曲の世界観にやっと追いついてきました。

7/27にタイのシンガーSingto Numchokの新譜がリリースされる。
その情報は６月の時点で判っていたのだけれど、今回の作品はどうやら国内の会社経由でCDが流通するらしいという事がわかった。今まで国内に入ってきていたのは日本国内の各々の業者が買い付けて販売しているものだけだったので、大きな一歩になるのではないかと想像している。

そのアルバムにずっとリリースされるのを待っていた「miss you」が収録されるらしい。

YouTubeでの再生回数が5千万回超を記録し、タイのジャック・ジョンソンと形容され自国のライブで抜群の集客力を誇るシンガー・ソングライターSingto Numchok（シントー・ナムチョーク）が日本デビューEP『Chok Dee』をリリース！全編英語詞で挑んだ本作は、よりワールドワイドな活動を視野に入れた意欲作。レイドバックしたメロディと穏やかで暖かみのある歌声は、アコースティック・サーフ・サウンドの枠に留まらない魅力に満ち、ソフトでありながら渋みも漂う音色が詰まっている。2015年にUKツアーを成功させ、その勢いのまま2016年9月にはジャパン・ツアーも決定。夏から秋に向けてのこれからの季節に、是非じっくりと味わってほしい

個人的にこの「タイのジャックジョンソン」という形容がどうも引っかかっている。ウクレレでの歌唱もあるし、所謂SURF ROCK的なテイストも確かにある。大枠で捉えれば確実に”そっち寄り”という事にはなるだろうけど、そのメロディーと歌声を聞く限りJASON MRAZからの影響が大きいと思う。

日本に来るのならどうしても見にいきたい。何が何でも都合をつけよう