• DIARY,  FOOD

    味の記憶

    コックさんをやっていた、なんていってそれも今となっては10年以上前のことなのでもはや随分昔の出来事なのだ。一般のお父さんとしてはまあまあ出来る方かもしれないが、料理研究に熱心な主婦の方が知識も腕もあると思う。ヒルナンデスなんて見ると凄いもんね。

    でもたまに料理は作ります。自分が食べたいものを気が向いたときに。

    子供達に色んな味の体験をさせておきたい、というのもある。作りたてのスパゲティーがどんな香りがして食感がどんなだとか、どういった工程を踏んで食べるまでに至るのか、親としてそういう部分をちゃんと伝えていく必要があると考えています。体験として理解できれば安易に「まずい」なんて言葉は出ないようになるだろうし、外でご飯を食べたときに自然と「ご馳走さまでした」が言えるようになるはず、と思ってるけど、、子供達はまだ小さいから未来はなんとも言えないなぁ。

    私の母は自分が25歳の時に亡くなっているので、最後に母の手料理を食べたのも随分昔の話になりますが、不思議と味は記憶しているものです。一番に思い浮かぶのはミートソーススパゲティーかもしれない。あとは春巻きやグラタン。すぐに思い浮かぶ物はおそらく自分が好きだった料理なんでしょうね。

    思い出の味はちゃんと記憶に残っていく。そしてそれは大きな励みになる。自らの体験からそんな風に考えるようになった私は自分が死んでしまった後でも思い返せるようにと料理をするわけです。

    最近はカレーが多い

    3+
  • DIARY,  GUITAR,  MUSIC

    ジガーズサンになりたかった

    ミュージシャンのインタビュー記事でよく「女の子にモテたくてギター始めました」なんてコメントを見るけど、それって本当なんだろうか。ギターを始めるのは大体中高生の時期。中高生がモテたいと考えることは当然だからその感情に疑問はないのだけど、(楽器を始めよう!)という衝動に繋がる、というのがよくわからない。よくわからないのだけれど、”モテたくてギター始めました”と言えるって目的が明確で良いなぁと羨ましくなったりもする。モテたいからギターを始める。夏だから冷やし中華を始める。迷いがない感じが良いね。

    私がギターを始めたきっかけは、というとラジオとジガーズサンというバンドがきっかけでした。

    中学入学後、クラスメイトから「ラジオが面白い」らしいと噂に耳にし、地元のAM局がやってる人気番組を聞き始めます。DJの面白いお喋りも好きだったけれど、次々に流れてくる音楽がとても楽しかった。聞いたことのない沢山の音楽が多感な思春期の感情を刺激した。

    その中でもジガーズサンの「お宝」という曲を初めて耳にした時の衝撃は今も忘れられない。全身に鳥肌が立って胸の辺りが熱くなるあの感覚。

    「JIGGER’S SON – お宝」

    「なんだこれは!」と音楽に感動を覚えた私は翌週にはシングルCDを購入し取り憑かれたかのように延々と聞き続けたのちに、ギターへの興味を持つようになった。

    幸い自宅には古いフォークギター(当時はアコースティックギターなんて誰も言ってなかったのです)が転がっており、弦を張り替えさえすればすぐにでも始めることができる。家族で街へ出たタイミングでヤマハに行きギター弦を1セットとチューニングメーター、そして小さなコードブックを購入した。合わせて3,000円くらいだろうか。当時のひと月のお小遣いもそのぐらいだったかもしれない。

    すぐにでも「ジガーズサン」をギターで歌いたいけど、譜面はないし耳コピなんて当然出来ない。さらにいうとFのコードだって押さえられない。その時点で覚えたGとCとD、そしてAmとEmだけでどうにか乗り切れる曲はないか、と探した結果、見つからなかったので弾けるコードだけで曲を作り始めた。

    これが私の音楽の初期衝動でした。

    “バンドがやりたい”よりも”ミュージシャンになりたい”よりも「ジガーズサンになりたい」

    あの頃の衝撃や感動を起点にして拡がっていき、今のKGMとしての音楽があります。なので、これは自分の一方的な感情ですが、”恩人”みたいな思いがずっとあるんですね。勝手な話ですが

    出来れば直接会ってみたいと思っていました。そして思いを伝えつつ、ちょっとでもいいからお話をしてみたい。だけど無理に会いに行くよりも自分の音楽活動の流れの中で出会いたい。これは意地を張っているとかミュージシャンとしてのプライドがどうこうという話ではなくて、やっぱり嬉しいにも色々あると思うんです。大人になった今となればコネクションを使って近道をするとかそういう方法も不可能ではありませんが、それじゃ本当の喜びには繋がり難い。大好きな人だからこそ近道は出来るだけしたくないなと思い、チャンスが巡ってくるのを待って待って、、

    やっと会えました!

    しかも坂本サトルさん(ジガーズサンのボーカリスト)のラジオ番組の中でお話するというとても光栄な機会まで頂いて。

    めちゃくちゃ嬉しかった!「何も言えねぇ」とはこの事か。

    私にとっての坂本サトルさんはあなたにとってのミックジャガーかもしれない。あなたにとってのサティスファクションは私でいう「お宝」なのだ。

    沢山よくして頂いて、感激の極みでした。お話だけでなく、番組中の選曲をさせて頂いたり、生歌を目の前で聞くことも出来て、、こういう時って「あの頃」の気持ちそのものになっちゃうものなんですね。歌や音楽で記憶が勝手に再生されていく。生で聴くジガーズサンの「缶ビール」は格別でした。ありがとうございました!

    最後に放送中私が選んだジガーズサンの曲を

    「JIGGER’S SON – 君が降らせた雨」

    落ち込んだ時や悩んでいる時はこの曲が脳内で勝手に再生されるんです。それがもう26年も続いているんですよ。嘘みたいだけど本当の話。だから音楽がずっと大好きだし、自分もそんな音楽を作っていきたいと心から思います。

    続けているといいこともあるなー!

    6+
  • DIARY,  FOOD

    オイスター

    オイスターソースに苦手意識がある。

    そもそも原材料の牡蠣が子供の頃は苦手だった。噛じるほどに苦く感じて、、。

    大人になった今、カキフライが大好きになった。(ソースとマヨネーズは必須)火を通した牡蠣は大体大丈夫。でも生牡蠣はどうしても食べれない。かじった途端に広がる磯の香りが未だ牡蠣ビギナー気分の自分には強すぎる。

    「そんなに苦手なら噛みすぎなければいいんじゃない?」と友達が言ってたけど、そこまでして食べるべき食材とも思えない。大好きな人が「あー最高!」と言いながら口に運んでくれた方が牡蠣だって嬉しいはずだ。そんなわけで生牡蠣はずっとスルーしている。牡蠣と自分、お互いの幸せのために。

    1+
  • DIARY

    本屋は宇宙

    プスー、、

    本屋さんで「スパイスカレーの作り方」の本を立ち読みしていたら、聞き慣れたあのファニーなサウンドが聞こえてきた。

    どこだ!どこから聞こえてきた?視界の左端にうっすら映る女性だろうか。それとも本棚の向こうに存在する姿の見えない誰かなのか。音像から想像するに間違って漏れちゃったョ系とは思えない。許容、もしくは諦めから意思を持って放ったような放屁音であった。

    (俺じゃないぞ!!)

    俺はやってない。確かにやってない。自分が放ったかどうかぐらいはわかる。

    では犯人は誰なのか。視界の端に見えていた女性の姿を確認してみると明らかに若く高校生くらいに見える。彼女は動じる様子もなく、何らかの心理学本を読み耽っているようだ。こんな若い子があんなに堂々としたスカしっ屁をするだろうか。しかも心理学の本を読みながら

    その高校生が犯人だと仮定した場合、彼女が取るであろうと想定される行動パターン

    ・その場をすぐに立ち去る

    ・数分間をあけたのちにその場を立ち去る

    いずれにしても立ち去る。駄菓子菓子、彼女は動かない。どういうことだろう? やはり本棚の向こうに真犯人にいるのだろうか、、

    と思ったら彼女は動いた。そして、なんと私のすぐ側で料理の本を読み始めたのだった。予想GUY!想定GUY!もうだめだ。カルダモンやコリアンダーがどんな性質を持っているかなんて内容もとうの昔から頭に入って来ていない。

    (立ち去るけど俺じゃないぞ!!)

    という気持ちを全身で発しながらその場を立ち去った。なんだかよくわからないけど自分はこの戦いに負けてしまったような気がする。何もしていないのに

    今回はこんな本を購入。

    ビンボー魂 風間トオル

    あのハンサム界を代表するトップ・ハンサムの風間トオルさんがビンボー話?

    1+
  • INFORMATION

    花粉がなんだ!

    花粉様の到来を感じさせる3月初旬。

    「今年の花粉は去年より多いらしいよ!」と毎年耳にする。今年の花粉の噂も今年のボジョレーの出来も何も信じられない。

    花粉症歴30年ほどのベテラン・カフニストの私の感覚として、「静電気が酷かった冬の後に、おびただしい量の花粉が空から降ってくる」 今年の静電気はそれほどでもなかった。よってそれほど酷くないだろうと想像している。正解は、、、

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    花粉休暇明けの4月末からライブが続きます。

     

    「新幹線という名の文明を使って岡崎と富士宮と行き来します」

     

    そしてGW。

    シュンシュンとかっちゃんと東北を巡ります。うまく日程が組めてよかった!

    詳細とご予約はコチラでー

    http://kgmmusic.com/schedule/

     

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