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特別

レコーディング風景。(2017/03/20 3日目)

これはメインボーカルを録った後それを確認している時の光景ですね。
録ってる少し音が聴けます。「めくるめく」はとても楽しい音に仕上がってきています。嬉しいです☆

レコーディングでは初日にベーシックといって、アレンジの土台となる部分を中心にレコーディングしていきました。私の曲を2曲、ケンタ君のを3曲。
ベースに伊賀航さん、ピアノ&キーボードはシーナアキコさん、ドラムは岡田梨沙さん。皆さんそれぞれに大活躍のミュージシャンです。(あなたの持っている CDに名前が見つかるかも)
この日はスケジュールの都合で一日のうちに5曲録り切る必要があったためかなりドキドキしていました。というのも先にデモをそれぞれに渡していますがこれはほとんど弾き語りの状態の物なのでアレンジの方向性はほとんど定まっていません。私の中にある程度のイメージはありますが、曲によっては物凄く漠然としていることもあります。そのほとんど真っさらな状態で少しの打ち合わせして、そのまま録音を始めます。録った音をみんなで聴いて場合によっては軌道修正をするなどして次のテイクへ。皆さん演奏がとても安定している方々なので録り直しはほとんどアレンジの為、みたいなものです。
結論をいうと無事5曲録り切ることが出来ました。しかも予想より早く終わって、みんなでゆっくりとご飯を食べました!(笑) 本当にみなさんのおかげです。

二日目はケンタ君のギター録音とボーカルレコーディング。それとシーナさんだけ来てもらってアレンジで鍵盤を重ねてもらったり、前日の5曲とは別のケンタ君弾き語り曲でピアノを弾いてもらいました。シーナさんはこの日も録りが早い!アレンジで最初にやったアレンジがクラシック的な伴奏だったのを、私からのお願いでジャズピアノ的やってほしいと注文したんですが、ものの見事にすぐに弾きこなしてくれます。お陰さまで、涙の出るような素晴らしいアレンジが残せました。もう本当に素晴らしい。ケンタ君も歌もギターも上手いのでさくさく進みます。昼から始めて、7時くらいには目標達成してみんなでカレーを食べいったり、エンジニア平野さんの知り合いのバーに行ったりして溝の口を満喫(笑) 楽しかったな!
この日は24時頃に宿に戻った後、ケンタ君の部屋に行って、翌日歌を録る予定でいた曲のまだしっくり来ていない歌詞をどう書くかを一緒に考えました。それもなんとか一時間くらいで完了!(自分の曲は歌詞を書くのが難しけど、ひとの曲は書きやすい)

三日目はスタジオに三人だけ。エンジニア平野さん、ケンタ君、私。歌とギター録り。私はいつでも東京へ行けるし、4月も行くつもりでいたので、基本的に後回し。1曲分だけギターと歌を録りました。
ケンタ君は前日に一緒に歌詞の一節を考えた「めくるめく」のギターと歌、「WAtoWA」のメインボーカル。そして「静かな波の」という曲のギター録り直しとメインボーカル録り。(前日ピアノアレンジをしたのはこの曲) WAtoWAは前日にあまり上手くいかなかったのでケンタ君も緊張していたと思うんですが、この日はバッチリ。よい歌が録れました。「めくるめく」も素直な良い歌が録れました。

そして「静かな波の」です。
この曲は以前にもレコーディングに立ち会っていました。7年前くらいかな。ケンタ君の自主制作としてその日も同じスタジオに集まっていました。(私はプロデューサーというより見守り役ぐらいの感じです。あの日はかっちゃんもいたかな)直前に書き上げたというその曲の歌詞を読んで、正直完成度に疑問を感じました。でも(ケンタ君の自主制作だし、本人が納得しているのならいいのかな、、、)と思い、あまり口出ししないようにしたんです。私も作品について口出しされるのは嫌なので、他の人にも言いません。
随分前のことなのでどういうやりとりをしたのか細かくは覚えていませんが、私は歌詞について「溢れ出しちゃった、みたいな感じなのかな」と感想を言っていたらしいのです。そしてその言葉は徐々に引っかかりになって、彼はライブで歌うこともなくなっていったそうです。今回のレコーディングをするにあたり、この曲の話になり、それぞれにずっと引っかかっていたことに気づくのです。それで、もう一度チャレンジしよう、と話し合いました。そして私から見て問題のある部分を伝え、本人に書き直して貰うことに。でもなかなか上手くいかないんです。メロディーが特別に優れている曲は歌詞のハードルもあがります。何度も「俺が書こうか」と言いたくなるのを抑えて、待ちました。本人が自分で最後まで書き上げた方が絶対に良いはずだからです。
段々とレコーディング日程が近づいてきて、本人の焦りも感じ取れました。残り三週間のところで意を決した私は勝手に書き直した歌詞を送りました。それが今回レコーディングした「静かな波の」の歌詞なのです。
という訳で歌詞は共作になりました。私は他人の曲に歌詞を書いたことも、人に歌詞を書いてもらったこともないので正直感覚がわかりません。歌いまわしに無理が出ないだろうか、歌わせられている印象にならないだろうか、と心配でした。そんな不安を抱えたままのレコーディングでした。
結論からいうと、歌に違和感は全くなくて、とてもとても素晴らしい歌入れが完了できました。
彼が歌っている最中、私は確認する気持ちで歌を聞きます。音程、リズム、ニュアンス、それらを確認するようにして聞きます。1テイク目は普通にチェックして聞いていました。歌が終わった後、録音ブースから出て一緒に確認します。まだ満足出来ていない時は次のテイクに入ります。(いつも大体3テイクぐらいは録ります)そして、2テイク目が始まりました。(今回は順調だな)とはじめは冷静に聞いていました。でもなんだか急に涙が溢れてきそうになりました。でもそれをぐっと堪えます。プロデューサーという立場上、冷静にチェックしなくてはなりません。でも、すぐに我慢の限界が来て涙は溢れてしまいました。こんな経験は初めてです。音楽で涙したことは何度かありますが、それとは感覚がまるで違うのです。他の涙は元々抱えていたものを解放してくれるような涙でした。今回の涙は、自分でも抱えていることに気づいていなかった悲しみを見つけて、包んでくれた、そんな涙でした。(うわー参ったなーケンタ君さすがだなー)と思いながら、涙を拭って、テイクを聴き続けます。最後まで聴いて、(このテイクになるだろうな)と思いつつも、本人の正直な気持ちを知る為に、平静を装います。ケンタ君は声が少しかすれてしまったことが気になっているようで、もう一度録ることになりました。今回はずっと冷静に聴いていられました。歌い終え、ケンタ君はブースから出てきます。そして3テイク目の確認。それを聴き終えたところで、一つ前のテイクはとても良いと感じたことを”さりげない感じで”伝えました。そして本人に2テイク目をもう一度聴いてもらって、やっぱりこれがいいね、と満場一致で無事採用になりました。この段階で私はやっと正直な気持ちを出すことが出来ました(笑)
素晴らしい歌声をレコーディングする瞬間に立ち会えた私はとても幸せに感じています。あれは”特別”な歌でした。感情をそのままにレコーディング出来ることは滅多にありません。私でも100%に納得出来ているのは今までに1回きりです。当然毎回それを目指しますが、なかなかそうは出来ません。こんな風に「神様が与えてくれたとしか思えない」瞬間がごくごく稀に訪れます。だから私は音楽から離れられずにいます。

幸運なことに私は特別な瞬間に立ち会えただけでなく、その特別な歌を皆さんに届けるタイミングや方法を自分で選ぶことができます。
出来るだけ早く届けたいです。だから、頑張りますね。待っていてください

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レコーディング

 

「静かな波の」 この曲、ほんと好き #平山ケンタ #1ife #KGM

KGMさん(@kgm022)がシェアした投稿 –

「小さな男の子は誰しもがヒーローが好きで、その登場を疑わない。」

息子たちがヒーローに憧れる姿を見てそんな風に思った。確かに自分の小さな頃はそうだった。特定のヒーローに強く憧れた記憶はないけど、アニメやドラマの中に存在するヒーローに希望を抱いていた記憶はある。それがいつからだろう?徐々にだろうか、世界を疑うようになって、正義は何かとか、信じる気持ちを強く持てなくなってしまった。いつもどこかで待っているし、信じているけど、胸を張って主張できるほどに自信が持てない。

世界は優しさだけでは成り立たないのかもしれない。
どこまでも優しいのだけれど、不器用さを抱えた友人が涙する姿を見るたびに、他人を欺くほどの賢さがなければ報われないままなのだろうかと悲しくなった。どこまでも美しい心を持った人へ「他人を信じるな」なんて言える?生きていくのに思慮深さは必要だけど、美しい心は大切にそのまま持っていて欲しい。
「誰かが見ていてくれてるよ」って言葉はよく聞くし、自分も誰かに話すときがある。そしてそれを強く願っている。
でも、”誰か”ってのは結局誰なんだ。友達、恋人、仕事の仲間か?それとも未だ出会っていない未来の”誰か”なのか?”誰か”が登場する未来まで待てるだろうか。明日生きている保障もないのに。

そんな堂々巡りの思考をずっと続けてきたけど、もうやめることにしたんだ。
誰かの心にヒーローを見つけたら、そのヒーローを一緒に大きくする行動を今すぐに始めることにした。
小さな頃のようにもう一度ヒーローを信じようと思う。正義の味方には絶対に勝って欲しい。

 

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先週末からやっとレコーディングを開始しました。
着想から一年、じっくり準備を進めてきました。自分の曲と平山ケンタのプロデュースを同時進行しています。(プロデュースなんていうと偉そうな感じがして嫌なんですが、他に適当な呼び方が見つからないのだから仕方がない。)一緒に歌詞を書いたり、曲構成を考えたりもしました。必ず良い作品ができる確信を持って動いています。なので楽しみに待っていてくださいね。

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ヒーロー

小さな男の子は「ヒーロー」に憧れる。
なんでなのかはよくわからない。わからないけど疑問はなくて(そういうものだよな)と思う。
そういう生き物なんじゃないのかな。たぶん
でも大人になるにつれて価値観が変化していく。”一番かっこいい”の順番も入れ替わる。
それも”そういうもの”なのかもしれない。そういうもの。
わかってるんだけど、やっぱりわからないや。
素直に「ヒーロー」になりたがる男の方が自分は好きだ。

男性シンガーが歌う「ヒーロー」の歌には特別な、執念みたいな物を感じることが多い。
男にとって、ヒーローは特別なテーマなのかもしれない、そんなことを思った。

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大人の言うことを聞け

一昨年福島市でのイベントで共演したNakamuraEmiちゃんの新曲がとにかく素晴らしくて感動している。

なんて面白いタイトルだろう。着地点も最高だ。MVも凄くかわいい。この曲はかなりのところまで行くと思うんだけどどうかな。いってほしいなー。

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自分が子供の頃、大人の言うことを聞いていたろうか。、、、あまり聞いていないかな。

いまも、あまりかわらないかな(笑)

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ドラ息子

デモ作りに明け暮れている。

しかしながらやるほどにイマイチになる。ドラムとベースを入れてみたら出したいノリとは逆の方向へ進んでしまった。
「なんてことだ!!!」
わからなすぎる。このまま時間が過ぎてしまっては小丸、という訳で一度全部リセットし、ギターと鍵盤だけで”イメージ”を伝える、それに専念することにした。最初からこの方法でやれば良かった(笑)

 

 

こういうモードでいる時は特に思うんだけど、KANさんの楽曲は本当に素晴らしい。編曲もメロディーも歌詞も全てが満点。これぞ”音楽家”だなといつも思う。私はいつか胸を張ってミュージシャンではなく、音楽家と名乗れるようになりたい。翻訳すればミュージシャンは音楽家じゃないかって話もあるが自分の中でこの二つは明確に違う。うまく言えないけども。

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ふと、(諦め半分で取り組んじゃいけないな)と思った。誰に対しても失礼だ。
明日も明後日も地味なデモ作業は続く、、